1. 乾燥
原木から長さ約1m、1辺約10cm角に製材されたバットを乾燥させる。
※バット材は主にメイプル、ホワイトアッシュ、青タモ、朴などが使われている。
2.荒削りと計量
乾燥されたバット材をバットに近い形状に荒削りする。
それと同時に重量の計測も行う。
3.選別
木目の状態や節の有無、重量などをチェックしながら硬式、軟式、トレーニングなどに選別する。
4.中間削り
荒削りから一気に仕上げ削りを行う場合もあるが、オーダーなどの場合はバットにより近い中間削りを行い、重量など正確に対応できるようにしている。
5.仕上げ削り
ロクロに中間削りしたバット材をセットし、ノミ(丸バイトや平バイト)を使ってサンプルに合わせて削っていく。
6.研磨
やすりや研磨機を使って磨く
7.塗装(下塗り)
注文のカラーに合わせて吹き付け塗装を行う。
8.マーク印刷
シルク板を使用してマーク印刷をする。
※シルク板にインクを乗せて印刷向きを調節し、バットを回転させながら印刷する。
9.仕上げ塗装
マークが剥がれにくく、湿気を含みにくくする為、クリア塗装をする。
バット材の仕上げまでの形状の変化
10.仕上げ
すべての工程が終わった後、重量やカラーなどをもう一度チェックし、シュリンク(袋)に入れ梱包して出荷する。